SONICPLATEmeetsAUTOBUS at OPEN,Shinjuku

Date:10,Sep,2000

お知らせ:今回、特別にたけさんがコメントを寄せてくださいました!!!!感謝!!。赤の太字がたけさんの文ですッス。

Start:

けして広くないOPENには人がギッシリという感じで、熱気ムン&ムンでものすごかったっすッス!というか、内容がほんと凄くて。。。毎回SP関係のパーティには驚かされ続けてますが・・・はじめはたけさんのゆるめのDJでした。

Session: DUBSONIC and the Family meets DRAGIBUS

次のセッションが、、、、うわーーーもう大変なことになってまして・・・ドラジビのフランクさんがドラム、レオさんがロボ(銀色だった!!!)でして。たけさんが機材とヴァイブ(あの笛も激鳴らしてた!)で、マルタさん(おこえ)とか。松本さん(パーカッション)とかクマキリさん(青い自作)とかオオクラさん(サックス)とか、そういうメンバーでして、これだけ熟達の士があつまると。。。どのようなことになるかは・・・もう!!!!!!なんでこんなすごいジャズジャズジャズジャズジャズ!!!!!!!????タケムラノブカズさんがリョウアライさんのアルバムへのコメントに「即興演奏とは音程を上がり下がりする一種のルーチンのことを指すのではない。音を出すまでに踏まれる手続きの少なさを指す。それによって音楽は野獣の息吹を手に入れる」みたいな、うろ覚えだけどそういうことかいてて。ベタベタですけど、そういうことを思い出しましたよ。

だってすげーーーんだもん!!!!!!!!!!!

フランクさんの繰り出すもう、シンバルとかがとっちらかっておいてあるようなドラムセットから繰り出されるリズムと、松本さんの繊細かつ力強いパーカッションを軸に、というかそこにクマキリさんの自作とたけさんの轟音とが絡み合って、その上にオオクラさんマルタさんとレオさんがデコレイトしていく?イヤ、そんな説明じゃ、全然言えてないじゃんバカ!!!という感じなので、来てない人はほんとに後悔するべきだと思うんですが。レオさんのねー、たまにならす。シンセのエレピの音がすげーいいのよ!轟音の渦のなかに絶対沈まない小舟が浮いてるみたい。もう、最後にはたけさんの笛!!!!!!!!!!!が!!!!

ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!でしたよー!ピーーーー!!!!ほんとアレはすごかったね

*セッションは永田くんがDUBMIXを担当してました。俺はあとから気がつきました。

DJ: Disco Romancer

んで、ディスコロ氏のDJで、結構じっくり始まったんですけど、すごかったのが積み木崩し!(なんたる!)のドンドンドン!あけろ!あけろよコラ!っていう激サンプルからそれがリズムとして組まれていくっていう激SUGOな展開の家庭崩壊系ディスコチューーーーーーーン!!うおーなんじゃコレ、みたいな感じで、失笑と会心の笑みが入り交じりMASSIVE!やっぱりこの人のオリジナル具合は刮目すべき!中盤からはMIXの時みたいな生音ディスコMIX系で、これも絶対一回は聴いておくべき!というかんじです。ガコリと踊れますぞ!

DJ: Take' Rodriguez

んで、タケロドリゲスDJ!あー、あの日のタケロドリゲスがDJブースに!しかも、かけるのが名曲ばかりで、なんか、名曲のお琴でカバーしたすごいナイスヴァイブレイション出てますような、そういう曲をかけられてました。シンプルだけどめっちゃかっっこいいダブブレイクビーツ?よく分からないけどそういう曲も。。。クールダウン気味に、しかしジワジワと揺らしてました。

LIVE: KARAOKE CAT

んで、次が、ドラジビのロウさんによる、KARAOKECAT!!コレが、もう、音楽という概念をひっくり返してどがどがと振り回して、ブンブンと遠心力に任せて振って、そこで残ったものの中から最もかわいらしい佇まいを見せたものを天然抽出!といった感じで・・・イヤ、ただ、単に、衝撃でした。歌を忘れたカナリヤのカラオケ(DJとしてフランクさんがレコードをかけ、それにあわせてロウさんが歌う!!体験してみないとこの感覚はわからない・・)からはじまって、歌ってないときはなんかすごい、エディットみたいにブチブチとレコの音が切り刻まれてリズムを刻んだり、ほんと。それだけでもかなりの称賛を受けてもよいのではないでしょうかていうくらいの内容だったんだけど。なんか途中ですごいE曲になって、モノリスさん曰く、映画の劇中歌らしいんだけど。。元はおっさんの声なんだけど、そこにエフェクトが少しだけかかったロウさんの声が乗ることによって、原曲はさらに深く浅くカラフルになります。。。というか、もう、このすごさは絶対に、目の前にしないとわからないから、ほんとうに来なかった人は大航海時代Ⅳです。ってくらいの後悔してください。喜望峰を発見するくらいの勢いでね。というくらい、モノリスさんとわたくしは「ヤバイヤバイすごいすごいコレヤバイ、イイいい」とうわごとのように。。。途中でOPENだけあって、レゲエチューンをご披露!(もちろん、カラオケで!!)などなど、月の砂漠を歌ったり。。。ほんと物凄かったよ。

*カラオケキヤットのレゲエチューンはミュージカルユースというイギリスのガキバンドのヒット曲“パス・ザ・ダッチー(おわんをまわせ)”という曲オリジナルはマイテイダイアモンズの“パス・ザ・クチー(水パイプをまわせ)”。というラスタの名曲。ガキなので歌詞を録音時に(!)変更したそうです。 LOREは日本語/英語とも曲の意味を理解してます。終わってから“黄色いサクランボ(スリーキヤッツ)”♪わ〜かいムスメがウッフ〜ン♪てレコードプレゼントしました。“次回はコレをカバーするわ!”といってました。あと日本酒のみまくってました。“鬼ごろし”とか。

 

DJ: Nagata Kazunao

というわけで、つぎは永田一直氏のDJで、国産レゲエをブイブイとならしておりました。ていうかデザートストームで聴くとモノスゴイですね。なんかトウキョウ〜!って声が入ってる曲とか、他の歌詞がよく聞こえないことも相まって、スゴイいいきょくでしたっすよ。最後にはタケロドリゲスでシメ!レコードからも笛の音が聞こえてまいったですよ!

DJ and Performance: Kishino Yuuichi

トリをつとめるのは、ご存じ岸野雄一陛下!!最初は甲子園の曲からはじまって。。。ギラリギラリとDJブースから。圧巻だったのは、何度か聞いたことありますが、桂三枝の算数の歌!!台形とか円とかの面積の出し方を蕩々と歌い続けるレコに、KARAOKE方式で、岸野陛下も声を載せていく!もちろん、身振り手振りつき!!!!パラパラというのは、岸野陛下には到底なれない凡人が、少しでもその境地を味わうために開発された、ヴァーチャルギラギラであることを妄想。もう、コレ異常ないほどフロアが盛り上がり!特にドラジビのフランクさんとかもうスゴイノリ2で・・・ワタクシも、恥ずかしながらあの曲で!!!!ホッピンしてしまいました!!ワオ!!!で、クールダウンクールダウン、という岸野氏のお声とともに、少しフロアも冷めますが。最後のほうに、またスゴスゴレコードが!!!クイーンのボヘミアンラプソディを、完全に女の子が、自分たちの声だけで再現しようとしている、それはムチャとよ、と博多弁で叱りたくなるような激烈作!!!CLEWっTEL!!!!!!!!!それに合わせて岸野殿が唄い躍るので、またもやフロアは大暴動はうそですが、もうみんな笑顔ではち切れんばかりでありましたよ。最後にドラジビの方々からご挨拶と、アンコール、ということでフランクさんから「KING!!」との呼び声とともに、岸野殿がもう一曲。なんか、スゴイうきうきするような曲で、「さぁー、きょうもうちーに、かえろう〜♪」ていうサビの、素敵な追い出し曲で、幕を閉じたのでした。

*キシノさんのDJ:今回ドラのメンバーに“ヤバイ!”という日本語をおしえたのですが、「キシノ is ヤバイ!!!」を連発してました。真の“ヤバイ!”が理解できたのが今回の来日の最大の収穫かもね。

 

ほんとに、たのしかった!!!!!!!色々な意味で、突き抜けた人々が集まっている感じで・・・楽しむと同時に、たくさんのことをきづかせられたイベントでした。たけさん、ドラジビの方々はじめ、出演者のありがとうございました!

 

以上です、編集長